「碧志摩メグ」論争に関するメモ(第1部→追加1)。

「碧志摩メグ」というキャラクターに関して論争(及び論争とは言えない暴言&非論理的主張のぶつけ合い)が起こっているみたいで、こういうのについて語るときはまず事実関係を確認することが大事だと思うので、新聞記事等から基本的な事実関係を整理。個人的な考え等については第2部で。
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・遅くとも2014年11月1日:現在「碧志摩メグ」と呼ばれているキャラクターが制作され、志摩市が公認(http://www.city.shima.mie.jp/topics/docs/a3_yoko_maribon_2014_shima.2p.pdfhttp://www.asahi.com/articles/ASGBZ513TGBZONFB00W.html)。志摩市の税金は1円も使われていない(http://wpb.shueisha.co.jp/2015/08/27/52642/2/http://www.isenp.co.jp/news/20150909/news07.htm)。キャラクターの設定は、「海女」という表記から女性で年齢は17歳(http://ama-megu.com/aoshima-megu/)。

・2014年12月9日:公募を経てキャラクターの名称が「碧志摩メグ」に決定(http://www.asahi.com/articles/ASGD9578NGD9ONFB017.html)。

・2015年4月:39歳主婦のU氏らが市に対して公認撤回を求める意見書を提出し、市は容認せず(http://www.isenp.co.jp/news/20150814/news06.htm)。

・2015年6月下旬:U氏とその母親である65才現役海女が6月下旬から署名活動(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015081390143152.htmlhttp://www.isenp.co.jp/news/20150814/news06.htmhttp://www.sankei.com/west/news/150813/wst1508130084-n1.html)。

・2015年8月13日:「公認撤回&市内に掲示しているポスター等の撤去&碧志摩メグを使ったイベント等の企画停止」を求める309人分の署名をU氏が市長及び市議会議長に提出(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015081390143152.htmlhttp://www.isenp.co.jp/news/20150814/news06.htmhttp://mainichi.jp/select/news/20150814k0000e040234000c.htmlhttp://www.sankei.com/west/news/150813/wst1508130084-n1.html)。

署名者309人のうち、U氏によると現役海女は97人(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015081390143152.htmlhttp://mainichi.jp/select/news/20150814k0000e040234000c.htmlhttp://wpb.shueisha.co.jp/2015/08/27/52642/)。現役・元海女は211人、市民98人(http://mainichi.jp/select/news/20150814k0000e040234000c.html)。

志摩市で就業している海女の数は昨秋時点で256人(http://mainichi.jp/select/news/20150814k0000e040234000c.html)、時期不明のデータで約250人(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015081390143152.html)。志摩市の人口は2015年7月31日時点で5万3289人(https://www.city.shima.mie.jp/jinko/)。

署名において公認撤回等を求める理由として挙げられているのは、報道されている限りでは、①「女性を蔑視した性的な描写」(http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015081390143152.html)、②「性的な部分を過剰に強調していて不快」(http://www.sankei.com/west/news/150813/wst1508130084-n1.html)。

(注:公認撤回等を求める署名に記載されている理由付けのうち報道されていないものが存在する可能性も当然ある。また、U氏その他特定の人物の主張として報道されているもの、例えば「児童ポルノ法に抵触しかねない」(http://wpb.shueisha.co.jp/2015/08/27/52642/。ニュアンスは少し違うような気もするけれどhttp://www.japantimes.co.jp/news/2015/08/11/national/ama-divers-denounce-obscene-city-mascot-demand-withdrawal)といった主張と公認撤回等を求める署名に記載されている理由付けが同一であるとは限らないため、特定の人物の主張として報道されているものは署名において公認撤回等を求める理由とは扱わない。

なお、日本では「児童ポルノ」という語は児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律2条3項で定義されているところ、そこでは「児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したもの」ということが1つの要件とされており、ここの「児童」については同法2条1項により「十八歳に満たない者」を言い、この「者」は実在の者と解釈されているので、非実在のキャラクターについてはどれだけ性的に描写しようとも児童ポルノには該当しない。)

・2015年8月25日:「明日少女隊」という団体が公認撤回を求める6938人分の署名を市長と同市観光戦略室あてに提出(http://www.isenp.co.jp/news/20150826/news06.htm)。

・2015年8月26日:市長が、公認は撤回しないがデザインの変更を検討する考えを示す(http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20150827/CK2015082702000004.html)。市観光戦略室が、公認は撤回しないがデザイン等に配慮していくとし、また、市庁舎1階のパネルについては撤去する意向を示す(http://www.isenp.co.jp/news/20150826/news06.htm)。

・2015年8月30日:「コンテンツ観光と地域コンセンサスを考える学生有志の会」が、公認の是非は別として論争において「萌えキャラ」文化や「オタク」への差別的言説の流布と偏見の助長がないよう冷静な議論を求める署名活動を開始。

・2015年9月7日:デザイン変更のための一時的な処置として、市庁舎からパネルとポスターが撤去される(http://www.isenp.co.jp/news/20150909/news07.htm)。
プロフィール

Author:stuvw

民放4局以下地域在住。
アニメ視聴はBSなどで。

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