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二度目の人生を異世界で、10月放送決定→製作及び放送中止。

二度目の人生を異世界で
http://nidomeno-jinsei.com/


・製作及び放送中止。

・以下、メモ。

・製作及び放送中止に関する日本の報道では、毎日新聞朝日新聞のように原作者の差別的発言ないしヘイトスピーチに言及する記事と、47NEWS産経新聞時事通信のようにそれに加えて原作に問題のある表現があったということに言及する記事があり、全体として見ると、どちらかと言えば原作者の差別的発言ないしヘイトスピーチの方が問題視されているように見える。

・中国語はほとんどわからないけれど、中国の記事等を見ると、遅くとも5月30日には环球时报https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_2162881http://www.donews.com/news/detail/3/3003637.htmlのように主人公の背景的設定等を問題視している記事がある。

・中国の記事等を見ると、主人公の生前に関する設定のうち、15歳で中国に渡る→5年後に世界大戦に従軍→4年間の従軍期間中に3712人を斬殺→94歳で死亡、という部分が問題視されている。

原作小説は「小説家になろう」で掲載されている。主人公の生前に関する設定が記載されていた「幕間その2らしい」(https://ncode.syosetu.com/n6332bx/7/) は6月7日時点で削除されている(6月7日時点ではまだキャッシュに残っている)。

https://baike.baidu.com/item/%E8%BD%BB%E6%96%87%E8%BD%BB%E5%B0%8F%E8%AF%B4によると、上記記事中にある「轻文轻小说」というのはライトノベルなどの二次元コンテンツをテーマとするコミュニティーらしい。

・以下、個人的見解。なお、翻訳は間違っているかもしれませんので必ず自分で訳して確認してください。

・轻文轻小说の5月30日付けの声明中に、「我们在上级文化主管部门的指导下」(我々は上級文化主管部門の指導の下で)とあるのが気になる。「上级文化主管部门」が具体的に何を指すのかはよくわからないけれど、例えばhttp://www.gov.cn/flfg/2005-08/06/content_20914.htmhttp://www.gov.cn/zwgk/2006-02/13/content_187029.htmにある「国务院文化主管部门」「县级以上地方人民政府文化主管部门」「省、自治区、直辖市人民政府文化主管部门」といった語からすると「文化主管部门」というのは国務院や地方各級人民政府の一部門のように見える。

・また、https://baike.baidu.com/item/%E7%8E%AF%E7%90%83%E6%97%B6%E6%8A%A5https://baike.baidu.com/item/%E4%BA%BA%E6%B0%91%E6%97%A5%E6%8A%A5%E7%A4%BE/640119によると、「环球时报」(環球時報)は中国共産党中央委員会の機関紙である人民日報を発行している人民日報社が発行している新聞らしい。とすれば、その記事で表明される見解は中国の公権力の見解に近いと考えて良いと思う。

・これらからすると、遅くとも5月30日の時点でこの作品の主人公の背景設定は(国務院レベルかそれより下の地方各級人民政府レベルかはともかく)政府レベルで問題視されていたとみられる。

・そうすると、この小説を原作とするアニメを製作したとしても中国展開は非常に困難なはず。

・日本のアニメは中国を含む海外でも配信を行っていることが多いようで、それによる収入は決して小さくないらしい。そして、中国の人口からすれば中国市場での収入も無視できるほどのものではないはず。

・そうすると、アニメを製作したとしても中国展開できなければ、それだけ製作資金の回収は難しくなる。

・また、轻文轻小说の5月30日付けの声明中の「该故事主要内容发生在虚拟世界,但该作者在日本国内发表的日文原文内容中的背景设定部分确有部分内容涉及网友反馈指出的不当内容」(この物語の主な内容は仮想世界で生じているが、この作者が日本国内で掲載している日本語原文中の背景設定部分にはネットフレンドが指摘している不当な内容に関する部分が確かに存在し)という部分からは、日本のラノベ・漫画・アニメやそれに関連する商品・サービス等(アニソンCDとか声優イベントとか)に関する中国市場における顧客として当然に想定される轻文轻小说の利用者からも原作小説における背景設定が批判されていたようで、この作品のアニメ化を続けることは日本のラノベ・漫画・アニメやそれに関連する商品・サービス等に関する中国市場に悪影響を及ぼす可能性があることは疑いようがない。

・そうすると、アニメ製作資金の回収という点で見ても、中国の公権力との関係でも中国市場との関係でも、この作品のアニメ化を続けるのは得策とは思えず、おそらく5月30日時点でこの作品のアニメ化は中止の方向で動いていたのではないか、という気がする。

(続く)
プロフィール

Author:stuvw

民放4局以下地域在住。
アニメ視聴はBSなどで。

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